郡山で18金ネックレス・指輪を高く売る方法|相場と買取店の選び方完全ガイド
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金のアクセサリーを見ていると、「K18」や「K10」といった数字がよく刻印されていますよね。けれど、「なんでこんなに種類があるの?」と疑問に思う人は多いです。実はこの数字は“金の純度”を表していて、K24がもっとも純度の高い金、K9がもっとも低い金という意味になります。ただ、単に純度が違うだけではなく、用途や価格、強度、色味の出し方などによって使い分けられているのが実際のところです。

では、具体的にどんな違いがあって、どんな場面で使い分けられているのでしょうか。ここからは、できるだけわかりやすく説明していきます。
■ まずは、純度の違いが必要な理由から
最初に知っておきたいのは、「金はとても柔らかい金属だ」ということです。特にK24(純金)は、指でこすっただけでも傷がついてしまうほど柔らかいんです。そのため、毎日身につける指輪やネックレスにすると変形してしまう可能性があります。
そこで必要になるのが“他の金属を混ぜて硬くすること”。
この混ぜる割合が変わることで、K24〜K9までの幅広い純度が生まれています。
さらに混ぜる金属を変えると色味も変わるため、
・イエローゴールド
・ホワイトゴールド
・ピンクゴールド
といったバリエーションも作れるようになります。
つまり、見た目・価格・強さのバランスを調整するために純度が複数存在している、というわけです。
■ K24〜K9までの特徴と、実際の使い分け
ここからは、よく使われる純度を順番に説明します。
なるべくイメージしやすいようにまとめています。
● K24(純金)
まずK24は“純金そのもの”。色が濃くて重厚感があり、価値も最も高いです。ただし、非常に柔らかいので普段使いのアクセサリーにはあまり向きません。そのため、金の延べ棒(インゴット)やコイン、資産用アイテムとして使われることが多いです。
● K22・K20
次にK22やK20ですが、これらは海外でよく見られる高純度のゴールドです。色味が濃いのが特徴で、中東・インドなどで人気があります。国内のジュエリーではあまり使われませんが、**「高純度でありながら、K24よりは少し硬い」**という理由で一部の伝統的なアクセサリーに使われます。
● K18(日本で一番メジャー)
続いてK18です。K18は金が75%含まれていて、高級感と丈夫さのバランスがちょうど良いため、日本ではもっとも一般的なジュエリー素材です。リング・ネックレス・ピアスなど、多くがK18で作られています。
● K14
K14はK18より少し金の割合が低いぶん硬く、そしてリーズナブル。海外ではかなり一般的で、普段使いしやすいジュエリーとして人気があります。
● K10
K10は金の割合が約41%と少なめですが、その分価格が手頃で、日常的にガンガン使える強さがあります。色味は控えめなゴールドで、若い人向けのブランドやファッションジュエリーでは定番です。
● K9
最後にK9ですが、これは金の割合がもっとも低いタイプです。とはいえ見た目はしっかり金色なので、手軽にゴールドアクセを楽しみたい人に選ばれます。ペアリングやカジュアルなネックレスでよく見られます。
■ どうしてこんなに種類を使い分けるの?
理由をまとめると、次の5つに整理できます。
- 強度の調整が必要だから
純度が高いほど柔らかく、低いほど硬くなるため、アクセサリーはK18以下が使いやすい。 - 色のバリエーションを作るため
混ぜる金属ごとに色味を変えられる。 - 価格帯を調整できるから
純度を下げることで手頃な価格のジュエリーを作れる。 - 文化や市場ごとに好みが違うから
日本=K18
アメリカ=K10・K14
インド・中東=K22・K24
といった違いがある。 - 用途が異なるため
資産用は純金。
普段使いはK18〜K10。
低価格帯はK9。
このように、金は「純度ひとつで性質が大きく変わる」ため、目的に合わせて多くの種類が必要になります。
